環境への更なる取り組み
地球環境への配慮は
インキメーカーにとって重大なミッション
現在、私たち印刷インキメーカーに課せられているテーマ、それは地球環境問題への対応です。
OPIでは、この重大な社会的課題を指針とし、「地球環境の保護と、人への安全・健康の維持」の実現に向けて、
人や環境に優しい「環境対応型インキ製品」の研究・開発に全社を挙げて取り組んでいます。
多様な印刷ニーズに応える
技術革新と素材開発への挑戦
オフセット・フレキソ・グラビアなど、印刷テクノロジーの進化により今や
「空気と水以外に印刷できないものはない」と言われるほど、印刷文化は成熟してきています。
同時に、生分解プラスチック等の環境対応型の新素材が誕生しています。
それぞれの素材、印刷システムに対応するインキやコーティング剤などで、多様なニーズに応えていく一つひとつの取り組みが、
OPIの技術革新と新たな素材への挑戦の歩みであり、この努力が今の社会に鮮やかな「彩り」を与えているのです。
環境に配慮した
技術と製品の開発と研究を推進しています
*バイオマス由来材料を使用したインキ
*石油溶剤の代わりに天然油脂や水を使うインキ
*印刷工程の効率化を計ったインキ
常に時代が要求するニーズに対応する新しい製品の開発と研究を推進しています。
環境対応製品
植物由来インキ
植物由来インキとは、インキ固形分に対して、パルプ、コットン、松脂などの植物由来の原料を10%以上含む製品と定義しております。
弊社での環境対応型インキ開発の成果として、これらの製品群を『植物由来インキ』として分かり易く表現することで、皆様に広く認知して頂き、二酸化炭素の削減や環境負荷の低減を更に加速し、社会への貢献に努めてまいります。
商標登録第6042113号
バイオマスインキ
バイオマスマークとは、一般社団法人日本有機資源協会が運営するマークです。
バイオマスマークは生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質及び安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品の目印です。
ライスインキ
ライスインキとは インキ固形分に対して、米ぬか油をベースに合成した『米ぬか由来成分』を15%以上含んでいます。
ご使用に際して、ライスインキ・コンソーシアムに登録することができます。
水性インキ
環境対応の取り組みとして、インキの水性化に取り組んでおります。
インキの水性化により、自然環境への負荷の低減、作業環境の改善、VOC削減への貢献が期待されています。ダンボールや紙袋の印刷には、以前より水性フレキソインキが採用されています。フィルム用のインキにおいても積極的にインキの水性化に取り組んでおります。